大学生観光まちづくりコンテスト2023
福島復興ステージ
対象地域・テーマ

対象地域
福島県12市町村(1市町村以上) ※
※東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示等の対象となった、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村の12市町村
テーマ
選定市町村が掲げる地域資源・観光資源に基づき、復興に向けて前向きに取り組んでいる方と連携した「観光まちづくりプラン」
【地域からのメッセージ】
- ・12市町村の中から1つ以上の市町村を選び、下記(1)選択コンテンツと(2)⾃由コンテンツを組み合わせて2点以上のコンテンツ(地域資源・観光資源)を取り上げ、地域の課題解決や発展に繋がるような観光まちづくりプランを検討して下さい。
(1)【選択コンテンツ】
選定市町村が磨き上げを期待する地域資源や観光資源3点の中から1点以上
(2)【⾃由コンテンツ】
学⽣のみなさんが発⾒した選定市町村の魅⼒資源
- ・復興に向けて前向きに取り組んでいる⽅(みなさんが⾒つけ出したキーパーソン)とコミュニケーションを図り、その⽅との対話を通じて地域が抱える課題や地域の⽂化・特産物・新産業等の潜在的魅⼒を把握した上で、リピーターが増えることにより地域の課題解決や発展に繋がるようなものとして下さい。
(例)
コンテンツ
(1)【選択コンテンツ】A町が提⽰する地域資源・観光資源:酒、アウトドア、〇〇祭り
(2)【⾃由コンテンツ】学⽣チームが発⾒したA町の魅⼒資源:伝統舞踊、保存⾷
選定条件
(1)と(2)から2点以上のコンテンツを選択(ただし、(1)から1点以上を選ぶこと)
【選定事例】
各市町村が掲げる選択コンテンツ(地域資源・観光資源)
- 田村市
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【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
【学生へのメッセージ】(田村市)
福島原発事故から12年が経過し、復興が進む中、我々田村市は新たなステージへ歩を進めています。復興に向けた環境整備が徐々に整ってきたこの地で、新たなゼロイチでのチャレンジや、それを後押しするこの地ならではの風土が醸成されてきています。
昆虫などの尖ったテーマによる新たな切り口やクリエイティブな発想で、この町の未来を創造してみませんか?
田村市へのご来訪を心からお待ちしております!
【参考サイト】
- 南相馬市
-
【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
- ①うまのまち※1000年の歴史「相馬野馬追(そうまのまおい)」が象徴
- ②サーフィンの聖地
- ③ロボットテストフィールド(福島イノベーション・コースト構想)
【学生へのメッセージ】(南相馬市)
「復興」という言葉を”悲惨な状況から立ち直る”のような、過去視点だけでとらえず、これからの南相馬について、未来志向のアイデアをお待ちしています!
一千有余年の歴史「相馬野馬追」が象徴するように「馬と人が共生するまち」南相馬。
また、知る人ぞ知る”サーフィンの聖地”北泉海岸では世界大会も開かれました。
「福島ロボットテストフィールド」は、陸・海・空のフィールドロボットの一大開発実証拠点。
インフラや災害現場など実際の使用環境を再現、ロボットの操縦訓練等ができる世界に類を見ない施設。
ほか南相馬では、この地を盛り上げようと、さまざまな分野で、熱い思いを胸に秘め若い起業家などたくさんの人々がチャレンジしています!
いろんな南相馬を、これからに向かう南相馬を、デザインしてください!
【参考サイト】
- 川俣町
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【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
- ①富士山が見える北限の山「花塚山(はなづかやま)」
- ②芸術・文化
- ③自然環境
【学生へのメッセージ】(川俣町)
東日本大震災から12年が経過し、復興への歩みを一歩ずつ進めてきましたが、町としては人口減少や少子高齢化に伴う地域経済の縮小など、道のりは半ばになります。
本町では新たな町振興計画も策定し、今後は持続可能で魅力のあるまちづくりに取り組んでまいります。
学生の皆様には、地域課題解決および町の賑わい創出に繋がるような提案をお待ちしております。
【参考サイト】
- 広野町
-
【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
【学生へのメッセージ】(広野町)
広野町が抱える課題を解決し、魅力をさらに磨き上げてくれる大学生を待っています!
「五社山」・「日の出」・「箒平」といった雄大な自然環境、「米」・「日本酒」・「バナナ」といった特徴的な農業、「パークゴルフ」・「アルパカ」・「ふわふわドーム」といったコンテンツが豊富な二ツ沼総合公園など、広野町には魅力が溢れています。
些細な質問や相談事など、お気軽にご相談ください。一緒に“まちの魅力を引き出すプラン”をつくりましょう!
【参考サイト】
- 楢葉町
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【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
【学生へのメッセージ】(一般社団法人ならはみらい)
避難指示が解除されて約7年半が経過し、目に見える形での復興は進んでいますが、これからは町民1人ひとりが主役になれる持続可能なまちづくりを進めていくフェーズに来ています。地域住民や移住者はもとより、関係人口として関わってくださる方々にも楽しみながら協力していただきたいと考えております。
山・川・海あり、人々が交流できる施設もあります。
地域資源をフルに活用したプランを新たな視点で開発していただけたら嬉しいです。
お気軽にご連絡くださいね。
【参考サイト】
- 富岡町
-
【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
- ①桜(50年・100年先も桜のまちとして持続していくには?など)
- ②スポーツ(スポーツを通じた関係・交流人口)
- ③海(漁港、日の出、ビーチなどの魅力発見など)
【学生へのメッセージ】
(富岡町)
一緒に富岡町の魅力を発見し、磨き上げていきましょう!
(一般社団法人富岡町観光協会)
若い感性で、新しいまちづくりに力を発揮してください。
(一般社団法人とみおかプラス)
10年後、20年後、その先に続く富岡町の新しい景色を創りませんか。
皆さんの知恵と熱量に期待しています。一緒に創りましょう!
【参考サイト】
- 川内村
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【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
- ①かわうちワイン
- ②テントサウナ、川Sup
- ③かわうち祭り(三大祭り)
【学生へのメッセージ】(川内村)
皆様が、川内村を五感で感じ、新たな魅力を発見し、発信していただけるとうれしいです。
沢山の魅力を見つけ出してください。
【参考サイト】
- 大熊町
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【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
【学生へのメッセージ】
(大熊町)
これからのまちづくりに学生の意見は貴重であり、取り入れる町を目指していますので、多くの学生の参加を期待しています。
(一般社団法人おおくままちづくり公社)
全町避難を経験し人口が0となった大熊町ですが、昨年6月に町の中心部だった場所の避難指示が解除され、復興に向けて動きはじめました。
困難だらけの町だからこそ新しいことにチャレンジしたい面白い人が集まっており、課題をチャンスに変えようと日々前向きに活動しています。そのような人と関わりながら成長できる機会がたくさんある大熊町に、ぜひお越しください!
【参考サイト】
- 双葉町
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【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
- ①屋外アクティビティ(キャンプ、海)
- ②スポーツ
- ③復興祈念公園
【学生へのメッセージ】
(双葉町)
双葉町は今後、皆さんの憩いの場となるようなアクティビティエリアを整備する予定です。
どのような特徴があれば魅力的なものとなるか、ぜひ学生皆さんの自由なアイデアで盛り上げてください!
(一般社団法人ふたばプロジェクト)
2022年8月30日、特定復興再生拠点区域の避難指示解除により町民の帰還が開始されましたが、今なお双葉町には多くの「課題」があります。
課題解決は決して簡単な事ではありませんが、課題にチャレンジする=無限の可能性として捉え、皆さんと共に「ワクワクするアイディア」で町を盛り上げていきましょう。
双葉町でお待ちしております!!
(双葉町観光協会)
昨年に引き続き、素敵な観光プランを楽しみにしています!
知りたいこと、気になったこと等ありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。
楽しみにお待ちしております!
【参考サイト】
- 浪江町
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【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
- ①アウトドア
- ②津島地区(避難指示解除区域)
- ③水素モビリティ
【学生へのメッセージ】(浪江町)
みなさんの発想で浪江町を盛り上げてください。
【参考サイト】
- 葛尾村
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【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
【学生へのメッセージ】
(葛尾村)
村のどこに行っても「川のせせらぎ」と「鳥のさえずり」が聞こえ、「野山の風景」に心癒される、そして、「助け合う心」を宝物のように大切にしている村です。
私たちが大好きなこの村を皆さんと一緒にもっともっと素敵な村にしていけたらとっても嬉しいです。
(一般社団法人葛尾むらづくり公社)
20代~30代が活躍しはじめた地域です。若手の力で「村」を盛り上げましょう。
【参考サイト】
- 飯舘村
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【3つの選択コンテンツ】※1点以上を取り上げて下さい
【学生へのメッセージ】(飯舘村)
飯舘村は、どぶろく特区があり、ブランド牛”飯舘牛”の復活に積極的に取り組むなど独自の食文化と
“日本で最も美しい村連合”に参加している風光明媚な景観が特徴の自然豊かな村です。
最近では、いいたてスポーツ公園やいいたてパークゴルフ場で村外の方を含めスポーツを楽しまれる方も増えています。
学生の皆様には、「明日が待ち遠しくなるような、わくわくする楽しいふるさと」飯舘村を体験し、新たな魅力を発見してみてください。
【参考サイト】
【福島復興ステージ2023】参考サイト
【参考パンフレット(広域)】
コンテスト参加条件
- 国内の大学に在学する大学生・大学院生(2~9名)で構成される『チーム』であること。
(本選開催の場合、登壇は5名まで。)
- 指導教職員(1名)がいること。
∗ゼミ・研究室の担当教員に限るものではありません。
∗指導教職員の方には、学生主導による取組へのサポート、講評シートのご記入をお願いします。
- プラン作成のため、対象地域のフィールド調査を行うこと。
∗現地訪問に限らず、オンラインの活用等も含みます。
コンテストの基本的な流れ
-
1
エントリー 2023年6月16日(金)締め切り
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-
2
説明会 2023年6月22日(木)
※1チーム2名様まで、参加は任意
※詳細を更新いたしました。
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福島復興ステージ説明会
日時:2023年6月22日(木)
受付/17:00、
説明会/17:30~19:30
場所:JTBビル 20階 大ホール
(東京都品川区東品川2-3-11)
https://www.jtbcorp.jp/jp/company/access/
※ご入館の際は、JTBビル2階入り口よりご入館いただき、エレベーターで20階までお越しください。
≪プログラム≫予定
17:30 コンテスト参加要項について
17:40 機構プレゼン(40分)
18:20 休 憩
18:30 観光まちづくり基礎講座(60分)
19:30 閉 会
【連絡事項】
・当日は、筆記用具をご持参ください。
・服装については、通学時に準じた服装でお越しください。
・説明会当日の様子は、後日動画で公開予定です。
-
3
現地訪問・フィールド調査
※オンラインの活用等も含みます。
-
観光まちづくりプランを作成する過程として対象地域を訪問し、フィールド調査を行って頂きます。フィールド調査は、各チームがプラン作成に必要な情報収集のために実施するものです。
※現地訪問に限らず、オンラインの活用等も含みます。
事務局から調査内容・実施方法について特に指定はありませんが、マナーを守って実施頂きますようお願い致します。
後日、フィールド調査にご協力頂ける地域対応窓口について案内させて頂きます。
※窓口のご利用については必須ではございません。
※窓口ご利用の有無が審査に影響することはございません。
-
4
プランの策定・提出
2023年8月21日(月)17:00締切
-
1)プラン作成にあたってのサポートメニュー
- 地域からの情報やプラン作成にあたってのポイント等、参考となる資料を準備予定です。
- 地域へのお問合せ窓口をご案内致します
詳しくは、ログイン後の「マイページのお知らせ」にてお知らせいたします。
2)提出物
提出物は下記の通り。すべて日本語で作成してください。
ア)観光まちづくりプラン概要/3MB以内
- 所定の様式(PowerPoint 形式)をダウンロードし、作成してください。
イ)プレゼンテーション資料/10MB以内
【作成時の目安】
本選での、プレゼンテーション時間は10分間です。
スライド枚数に制限はありませんが、時間内で発表ができる内容としてください。
ウ)指導教職員からの講評シート/3MB以内
- 所定の様式(Word 形式)をダウンロードし、記入してください。
「観光まちづくりプラン概要」と「指導教職員からの講評シート」はエントリー画面でダウンロードいただけます。
3)提出方法
エントリー画面にログインし、ファイルアップロード画面から手続きを行ってください。
※(ア)は原則3MB以内で作成してください。
※(イ)は原則10MB以内で作成してください。
※(ウ)は原則3MB以内で作成してください。
-
5
予備審査通過チーム発表
-
事務局による「書類審査」により、本選に進むチームを決定します。
審査結果は9月初旬頃に、リーダーへメールでご連絡致します。
-
6
本選(成果発表会)
-
福島復興ステージ
日時:2023年9月15日(金)
会場:富岡町文化交流センター「学びの森」
福島県双葉郡富岡町大字本岡字王塚622-1
https://www.manamori.jp/
※JR富岡駅、宿泊施設等からシャトルバスをご用意
ア)本選発表
各チームから「どのような調査に取り組み、その結果からどのような観光まちづくりを実施すべきか」についての発表(プレゼンテーション)を行って頂きます。
プレゼンテーション発表時間及び内容
・プレゼンテーション(10分)
自らのチームが「どのような活動(課題の解決など)に取り組み、どのようなプランを立案し、それを実行することによりどのような効果が産まれるのか」について発表してください。
※発表は、ご提出いただいた「本選プレゼンテーション資料」を用いて行います。
※発表は、日本語で行ってください。
※登壇者は、メンバーの内5名までとします。
・審査員との質疑応答(5分)
イ)審査
産官の有識者からなる審査委員会で、各チームの策定したプランについて審査します。
1)審査員
2)審査項目
観点 |
備考 |
配点 |
新規性・創造性 |
これまでに実用化(商品化)されていない資源を発掘活用しているか。 独自のアイデアで、未来を創造するような、ワクワクするプランであるか。 |
20点 |
効果 |
集客力や話題性はあるか。現地の活性化や雇用に貢献するか。 |
10点 |
実現可能性 |
提案内容が実現可能なものか。 |
10点 |
論理的構成 |
地域の課題を明確に分析し、論理的に企画を構成しているか。 |
10点 |
合計 |
50点 |
3)各賞について(予定)
最優秀賞(1チーム): 本選審査の合計点に最も高いチームに授与。
優秀賞(2チーム):本選審査の合計点が2位と3位のチームに授与。
審査員特別賞:審査員の推薦により選出。
※賞名や副賞につきましては、追加・変更になる場合がございます。
※賞によっては「該当作品なし」とさせて頂く場合がございます。
優秀なプランは、JTBグループや自治体及び地域企業等が、商品化やプロジェクト化を検討。
注記事項
- 応募プランについては、未発表のもので実際に大学で取り組まれていないものに限ります。
- 審査について個別のお問合せには応じられませんのでご了承ください。また、応募プランは返却いたしません。
- 本コンテストへ参加時(フィールドワークを含む)に発生した事故、けが、盗難等につきましては、主催者は一切の責任を負いかねますので予めご了承ください。
- 応募プランに、他者の著作物(画像、データ等)を使用する場合は、応募者の責任において事前に承認を得るなどの処置を行った上で応募をしてください。著作権などに関して問題が生じた場合は応募者の責任になります。
- 応募プランの著作権については応募者に帰属するものとします。ただし、応募プランや本選の映像・写真を主催者がコンテストの広報・PR等で使用をする場合、主催者の判断で使用できるものとします。応募者は応募の時点で、この条件をあらかじめ許諾したものとみなします。また、その他の目的で使用する場合には双方協議するものとします。
- 入賞プランについては、受賞大学名、チーム名、プラン内容を公表させていただきます。
- ご提供いただく個人情報は、本コンテストの運営業務、参加者への連絡、またアンケート調査や報告書作成に必要な場合に使用します。
指導教職員の方へは、次年度コンテストのご案内をお送りさせて頂く場合がございます。なお、これらの範囲を越えて使用することはありません。